iPad Air2でFILCO Majestouch MINILA AIR US67を使い始めました
iPad Air2で使うためにハードウェアキーボードを新たに購入しました。
ある程度沈み込むキーボードが好きなので、メカニカルキーボードのFILCO Majestouch MINILA AIR(US配列)を購入。購入先はツクモネットショップです。
日曜の昼過ぎに発注して、次の日の午前中に秋田に届きました。素晴らしい!Bluetooth接続でテンキー無しのコンパクトタイプ です。キーボードには、ZF Electronics社製(旧Cherry社)MXスイッチが採用されています。スイッチは、黒、青、茶、赤と色で押しごごちが違います。私は、一番静音なタイプ の赤軸を選択しました。スイッチの違いは、ツクモネットショップのページで分かりやすく解説されています。
FILCO Majestouch MINILA AIRの大きさ
今まで使っていたAppleのワイヤレスキーボートと大きさを比べてみます。
今度はREUDOの折りたたみ式キーボードと比較。
3つ並べて。AppleWirelessKeyboardやREUDOの折りたたみ式キーボードより、ひとまわり、ふたまわり、大きいですね。
FILCO Majestouch MINILA AIRのキー配置
キーはUS配列で、69個のキーが並んでいます。画像はFILCOのサイトから。
US配列なので”英数”や”かな”キーが無いのは当然ですが、CapsLockとCtr、optionとcommandの位置が逆になっています。CapsLockとCtrは物理的に入れ替えできますが、optionとcommandの位置は変えられないので、違和感のある人がいるかもしれません。
スペースキーの両隣にあるFnキーと
iPad Air2とのペアリング
背面のコネクトボタンを細いペンなどで押すと、前面のランプが青く点滅し、ペアリングモードになります。1iPad側でBluetoothをONにすると”FILCO Bluetooth Keyboad”として認識されます。
コードを入力して…
無事にペアリング完了です。
日本語入力と英語入力の切り替え方法
CapsLockキーで切り替え
ハードウェアキーボードを接続した状態で、設定→一般→ハードウェアキーボードで”CapsLockで英字モードと切り替え”をONにすると、CapsLockキーを押すたびに、日本語・英語入力が切り替わります。CapsLockを使わない方ならこれでOK。
Ctr+Spaceキーで切り替え(CapsLockキーとCtrキーを入れ替えた方がいいかも)
CapsLockを使いたい方は、Ctr+Spaceで日本語・英語入力の切り替えができます。2しかし、Ctr+Spaceで切り替える方法だと、Ctrキーが一番左下に配置されているため、ホームポジションが崩れてしまいます。
そんな時は、交換用 のキーキャップと交換器具を使って、CapsLockキーとCtrキーを物理的に入れ替えることができます。交換後は、背面のディップスイッチで設定すれば入れ替え完了。これで、左小指でAキーの隣のCtrを押しながら、 右手でSpaceを押し、ホームポジションを崩さずに、日本語・英語入力の切替ができるようになります。
入れ替えできるキーとディップスイッチの設定は以下のとおり。画像はFILCOのサイトから。
FILCO Majestouch MINILA AIRのキーの押し心地
スイッチが赤軸なので、一番静かなタイプ。一番軽いスイッチなので、なでるよう静かにキーをタイプしても、文字が入っていってくれます。静音タイプのキーですが、叩くようにタイピングすると「カツン」という結構大きな音がします。がっしりした剛性感があるので、強くキーを叩く方でも安定したタイピングができると思います。
FILCO Majestouch MINILA AIRを買う前にチェック
パームレストが必要かも
キーボード自体に結構厚みがあります。
私は、使っているうちに左手首が痛くなってきました。角度調整ができるので、今は、ちょっと角度を立てて使っています。パームレストがあった方がいいかもしれません。
重量は700g超
持つとずっしりときます。重さは、本体が680g。電池(単三2本)込みだと700gを超える重量になります。iPad Air2が450gぐらいなので本体より重いキーボード(笑
この重量のおかげで安定して打鍵ができるのですが、持ち歩くのは辛いかも。私はバックパックに入れて持ち歩いてますが(笑
iPadでの作業効率が上がりました
上述のような点はありますが、FILCO Majestouch MINILA AIRを導入し、iPadでの入力効率はダントツに上がりました。今のところ、入力の遅延や暴走は確認できていません。価格が1万3千円程度と高価な部類に入りますが、安いキーボードを何台も買って試すぐらいなら、という気持ちで購入しました。結果、大満足です。
今秋にリリースされるiOS11では、ファイルマネージャーアプリ(iFile)、ドラックアンドドロップ、マルチタスキングが導入されるなど、PCと同じような作業効率が期待できるiPad。PCの代替としてのiPadの存在感が大きくなってくると思います。